私の夢には度々実の父親が出てきます。そんな父親と夢の中で毎回喧嘩をしているのです。
実際に私がまだ思春期真っただ中だった10代は、いつも父親に反発していて口論が多かったのですが、20代に入ってからはお互い落ち着き、喧嘩をする事もなくなり、むしろ父親に対してのイメージは尊敬などに変わり、良くなっていたはずなのですが…。
夢の中では、私はまだ10代であの頃と同じように父親と口喧嘩をしているのです。お互いの意見を大声でぶつけ合い、私の意見は全く通らない状況です。私が言う事もそうですが、やる事すべてにケチを付けてきて、直前まで楽しい夢でも、父親が出てきた瞬間に最悪な夢へと変わります。
もう私は30歳になりますが、未だに夢に出て来る父親の姿が喧嘩をしていた時の頃の姿であると言うのは地味にショックなものです。結局、怒っている時の父親の記憶が、私の真相心理にずっと強く残っているのだと思いました。
しかも、この夢が怖いと思う事が別にあります。夢の中で激しい口論をした際に、私はとても興奮して息苦しさを感じて目が覚めるという体験をするからです。決まって目が覚めた際には、全力疾走した後のように心臓がバクバクと音を鳴らし、肩で息をしています。
怖い夢を見ても現実の自分の体にここまで大きな影響があったというのはこれ以外なかったのでこの夢は地味にかなり記憶に残っています。
