私にはよく見る夢があります。水があってその先に進めない夢。最初に見たのはブラック企業からやっと抜け出して友人のいる会社に転職する目途が立ったと言う頃でした。
海辺を歩いていると、海の水がどんどん増えてきて、びっくりして砂浜を上っていくのですがその道がかなりの傾斜でなかなか登れずに苦労してやっと登り切り、振り向くとそれまでいた砂浜は海の底になって深い海で友人が鮮やかに泳いでいました。その光景がとても綺麗だったことを覚えています。
夢を意識したのはそれが初めてでした。その後、いままでのブラックな仕事から新しい方式の仕事に変わるタイミングの時に、また似たような夢を見ました。
前回の夢同様、海の水がどんどん増えて、今度はコンクリートの岸壁をやっとのことで登りきると、いつの間にか私はビルの中の喫茶店にいて、窓から見える海はキラキラと輝いていました。目が覚めてから、「あぁ。私は、新しい仕事が楽しみなんだな。」と思いました。
その次は、広い川の川原を歩いていました。澄んだ水の中には魚が泳いでいました。そして急に川の水が増水し、川岸から苦労して土手に上がると、川原が見えないくらいに灰色の水がごうごうと流れていました。そやってなんどか海や川など水に関係するような夢を見ています。それはいつも新しいことを始めるとき。
楽しみな時はきれいな色で時にはキラキラと輝いていますが、あまり気が進まない時は水の色はにごっていました。それで自分の気持ちがわかるようになりました。