No.56 優しい老夫婦(男性・小3の頃から)

不安から安心
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私が良く見る夢の話です。この夢を見るようになったのは小学校3年生くらいになってからです。
その時、私の家族は離婚しました。私は母方について行くことになりました。最後に父親に、大きな商業施設へ連れて行ってもらい、一緒に食事をして、おもちゃを買ってもらいました。
そして帰りのエスカレーターを降りながら父親に何か言われたのを覚えています。「言われた言葉が何だったか」までは覚えていませんが、そこから家に帰ってきて、私は泣き疲れて寝たのを覚えています。そして、この時から同じ夢を何度も見るようになりました。
夢の中で高層ビルが立ち並ぶ大きな通り沿いを、私は裸足で立っています。そこから一人でフラフラしていると、後ろから大きな男が刃物を持って追いかけてきます。
私は一生懸命走りながらその男から逃げようと全力疾走しています。時折後ろを振り向くと男はすごい剣幕で追いかけてきます。私は大きな声をあげて助けを呼びますが誰もその声には応じません。ずっとずっと走りながら男から逃げます。そして必死に走り、高層ビルの通りを抜けると、広い平原が見えてきます。
平原の付近まで全力で走り、後ろを振り返ると大男は少し離れてきます。ここまでくれば逃げ切れるぞと、さらに加速してその平原まで向かいます。
そしたら小さな家が見えてきます。そこにはお年寄りの夫婦が住んでいて中に入るようにと、匿ってくれます。なんとなく事情は分かっているらしく、優しい老夫婦は私の為に、食事を作ってくれて、そのままその家で休む事を提案されます。
私はその言葉に甘え、老夫婦の家で夜を過ごす事にしました。安心したような、温かい気持ちになり、ゆっくり目を瞑ると、その場面で大体目が覚めて起きるのです。
この夢を何回も見るのですが不思議な夢を延々見ているような気持になります。
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