No.6 アイツの正体(女性・32歳)

アイツの正体が今でもずっと気になっています。あるとき、ふと気がつくと私は「得体のしれないなにか」を追いかけていました。ビル街といった場所だったので、日本だと想定するときっと新宿などだったのでしょう。
とにかく走り回り、必死です。運動神経はあまり良くないほうですし、体力もないのですが、夢の中ではそんなことはお構いなし。といった様子で、ずっと全速力で走っていました。
「アイツを捕まえなければ!」と、そんなことを思っていたような気がします。とにかく距離を離されないように一生懸命走って、「もう少しで手が届く!」そんな瞬間、相手はなんと空高く跳び上がったのです。
させるかよ、と言わんばかりに私も跳びます。空中で相手を捕まえ、そのまま地面に叩きつけるようにして着地をしました。私は、高い場所がとても苦手なので凄く怖かったです。そこだけ妙にリアルでした。
地面へ叩きつけられた相手は相当ひどいことになっている、と思いきやそんなことはなく、一瞬力をゆるめたすきに、私の腕からすり抜けるようにして逃げ出してしまいました。しまった、と思ったときにはもう遅く、相手は遠くまで走り去ってしまい。私はアイツを見失ったのです。
それでも捕まえなければならない、そう思い、相手が走っていったであろう方向に私も駆け出します。
すると、ひらけた場所に出ました。地面がタイル張りといった雰囲気だったので、都会の公園、といったところだったのでしょう。そんなどこかハイソサエティな雰囲気に、そぐわないものが目に入りました。ラーメン屋の屋台です。
なぜこんなところに屋台が?なんて思いつつ覗いてみると、なんとその屋台でアイツが働いていたのです。先ほどまで、必死に追いかけていた得体のしれないなにかが。アイツは私に無言でラーメンを差し出してきます。(え、これを食べればいいの……?)などと困惑しつつも、箸を割ったところで目が覚めてしまいました。
なぜあいつをおいかけていたのか、そしてなぜラーメンなのか、なによりどんな味のラーメンだったのか、いろいろ気になること満載で忘れられない夢のひとつです。
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