No.92 見た事があるようなキャラ同士の喧嘩(男性・17歳)

驚き
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場面は草原、周りは山々が連なっており、絵本の中のようなとてものどかな光景でした。私はその夢のなかでひとり、その空間にポツンと立っていたという状況です。
すると、どこか遠くから怒号のような叫び声が聞こえてきました。私は不思議に思い、その声のする方へ進んでいってみると、その場には何者かに踏みつけられているパンの顔をしたヒーローがいたのです。
そしてそのヒーローを踏みつけている人物が、猫型のロボットに似た何かだということが分かりました。しかしよく見てみると、そのロボットは本家とは少し違い、体型が細長く、目も吊り上がっており、体の色もグレー色。その風貌からパチモン臭を感じさせているといった感じでした。
パチモンのロボットは遠慮なく、連続でヒーローを踏みつけ続けています。そして、意外にも最初に聞こえた怒号のような声は、踏みつけている側のロボットのものではなく、踏みつけられている側のヒーローによるものでした。
踏みつけられ、地べたに這いつくばっているヒーローが威勢の良い声を上げて、ロボットを挑発するというとてもシュールな状況です。ヒーローは「やめろやぁ!」「コラァ!」などと、本家とは全く違う雰囲気で怒号を上げているのも謎でした。今思うと、のどかな風景もそのヒーローの世界のものだったのだと思います。
罵声を浴びられながらも、一向に踏みつけを止める気配のないロボット。踏みつけられながらも、負けんとばかりに吠え続けるヒーロー、という絵面に、私は成す術もなくその場に立ち尽くすしかなかったのです。
そうしていると、空を一機のUFOが通り過ぎていきます。それは有名な菌のキャラクターのUFOでした。真意はわかりませんが私が思ったのは、踏みつけられているヒーローに憐れみを感じ、見て見ぬふりをして通り過ぎて行ったのではないか、と感じたのです。
案の定、菌はその場に帰ってくることはなく、その後は私の夢が覚めるまで永遠と踏みつけられるヒーローの図を見る事になったのです。なんともシュールな夢だったと思います。
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