No.143 私が見ていた景色(女性・36歳)

不安から安心
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夢の中なのか、現実なのか分らないようなふわふわとした、霧がかったような空気の中に立っていました。
私が自分で見ている景色のようなのですが、なぜかそのあたりを見回している自分を遠くから自分が見つめているような不思議な感覚でした。まるでVRで見ている景色のように見えました。
場所は私が通っていた小学校の景色のように思えました。しかしそこに集まっているのは中学校の友だち、高校の友だち、短大時代の友だちと時代も年齢もバラバラなのですが、みんな友だちのように楽しそうに会話をしています。
その景色を不思議に思いつつも私も会話に参加したいと思い、友だちに近づき「久しぶり!」と言うと、笑いながら「何言っているの?」と言われました。
すると急に見える景色が一瞬で変わり、南の島のような所に私が一人で立っていました。綺麗な海が広がっていますが、周りを見回しても何もありません。誰もいません。少し寂しい気持ちになりながら、周りを歩き回り、人を探します。
すると人が沢山集まる村のような所にたどり着きます。楽しそうな声が聞こえてきます。そこにはさっきと同じ子供時代の友だちが沢山集まって会話をしています。でもさっきと何か違った空気を感じ、なかなか輪の中に入る事が出来ません。
みんなが私に気付いて声を掛けてくれるのを待ていますが、誰一人私に気付いてくれません。時々こちらを見る人がいても無視をされるような、気付いていないような素振りをするのです。そこに立っている私は泣きながら「なんで?なんで?」と大きな声で叫んでいました。
するとまた急に景色が変わり、私は家族と一緒に食事をしています。でも自分の家の景色ではありません。なのに不思議に思う事なく家族と一緒にいる事にホットしています。なぜか家族の食卓に友だちも参加していました。とても温かい気持ちになっていました。
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