No.186 過去生の記憶なのか(女性・49歳) 

不安
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私には、35年以上も経った今でも忘れられない夢があります。
その夢を見たのは小学校6年生の頃。しかも、6年生の頃に同じ内容の夢を2回も見たのですから忘れがたく、当時親友だった女の子に話したこともハッキリ覚えています。
夢の中で、私は小さな扉(引き戸)を見つけます。引き開けてみますと、階下に続くてクネクネうねる螺旋階段があります。そして何となく「この螺旋階段は、非常階段なのだ!」という認識が夢の中でありました。
さて、非常階段と認識している螺旋の階段をそのまま降りて行きますと、その先は見覚えのない小学校の廊下になっていて、左側の壁には小学生が描いたであろう絵が幾らか飾ってあります。その絵に記されている年月日から、昭和20年と分かり、私はそれだけで「終戦…?」とピンと来たのです。
やがて廊下を歩く私の前に、黒いランドセルを背負った男の子を発見しました。私はその男の子の背後から「ねぇ。」と声をかけると、その男の子が振りむこうとするのですが、そこで目が覚めて夢は終了となります。
このような内容の夢を続けて2度見たので、私にとってかなり印象が深い夢となっています。そして何よりも、この夢が自分にとって意味あるものと思える事があるのです。
私は小学生の頃、とても平和な世の中に居ながら、戦争についてとても怖がっていた女の子だっという事。その怖がりようは酷く、よく空で飛行機が飛んでいる音がすると、爆弾が落ちて来たらどうしようと思ったりしたものです。
実は当時の私がクラスで与えられていた番号が29番、その為B29と関連があるのかなあとさえ思っていた程です。 確かに生まれた日は終戦の日に大変近くもあります。
そこでこの小学生時代見た忘れがたい夢を筆頭に、私は戦争に関連する過去生を一つ持つ魂なのではと思い続けています。
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