No.172 湖の先の大仏猫(男性・48歳)

驚き
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夢はいきなりエレベーターの中から始まります。エレベーターはチカチカと点滅し、上昇しているようでした。
私のその手にはゲームのコントローラーが握りしめていました。そこで『なんでこんなの持ってるの?』と考えていましたが、当然わかるわけもないわけで、そんなことを考えているとエレベーターが止まり扉が開きました。
目の前には大自然が広がっています。現実には存在しないようなCGで作られた風景のように感じました。
不思議な感情を覚えながら前に進んでいくと今度は不思議な小動物がいました。ネズミのようなリスのようなその小動物に、私は『かわいいな~!チューチュー』と声を掛けましたら、小動物は『あー大丈夫だから無理に喋んなくても』と返してきます。
それを聞いて普通に喋れるんだと思いながら『そこで何してるの?君の仲間はこの辺に居ないの?』とあたりをキョロキョロ見渡しながら声を掛けましたが、次にその小動物を見てみると石像の様に固まっており、もう声を掛けることができませんでした。まるでゲームのバグが起こっているようでした。
私はもっと話をしたがってましたがそれ以上喋れないので諦め草原を歩いていくと森があり今度は道なりにまっすぐ歩いていきました。
森の奥には大きな湖があり、近づいていくと山も湖に映るほどの透明な湖です。私は覗きこむとそこには私の顔でなく全く別人の顔が映し出していて驚きながらも、何か魔法を使えるような気がして、湖の真ん中にある巨大な木をめがけて手をかざし「えーい!」と魔法攻撃を打つ真似をしてみました。
すると、手から魔法の玉が出て巨大の木を攻撃しました。
魔法を使えた事にも驚きましたが、攻撃を受けた巨大な木が真っ二つに割れる程、強大な力を自身が持っている事に1番驚きました。よくみると真っ二つに割れた木の間にどこかにつながる様なワープゲート?が出現しました。
湖の中心にあるそのワープゲートへ向かいたいと思い、湖の水を凍らせて歩いて行こうと試みましたが、なぜか凍らせるような氷属性の魔法は使う事ができず、それならば水面を歩くことはできないだろうか?と思い、恐る恐る湖の上に足をのせると水面の上に立つ事が出来たので、ゆっくり湖の上を歩いていきました。
湖の中心に浮かぶワープゲートへ入ると、そこには見上げるほど巨大な招き猫がありました。大仏のような大きさの招き猫に「な、なんだこれ。」と思ったところで夢が覚めました。
私自身、良く分からない不思議な夢です。
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