No.206 3人の追跡者たち(男性・31歳)

恐怖
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私はホラー映画・ホラーゲームの大ファンでその日も寝る前にホラー映画を見ていました。そうしたら夢の中にホラー映画のお化けが出てきたのです。
その映画はお化けの女が登場人物を一人ずつ殺していくという内容の映画なので、夢の中でその女に出くわした時はあ、俺の人生は終わったなと思いました。逃げ回る私をその女は執拗に追跡してきました。
血にまみれた姿のまま地面を這いずりながら追ってくる女は非常に怖かったです。
途中で夢が切り替わり、追ってくる相手が女から某ホラーゲームの生物兵器に変わりました。コートを着たスキンヘッドの怪物がのっしのっしと歩きながら私を追跡してくるのです。
その怪物は強靭な体躯を持っており、壁やドアを素手で殴って破壊することができるのです。ドアにカギをかけてもドアごと破壊して追ってくる怪物に対して私の心臓は縮み上がりました。あの怪物を相手に拳銃などで応戦できるゲームの主人公たちの感覚はおかしいんだなと思いました。
一般人は得体のしれない怪物に遭遇したら、足をもつれさせながら逃げ惑ってあわあわしながら追い詰められるのが現実なんだと思います。
また、夢が切り替わり最後の追跡者は職場の上司と先輩に変わりました。
大量の書類を手に持ち、逃げ惑う私に仕事をしろといいながら鬼のような形相で追いかけてくるのです。夢の中の私は「今日は日曜日だから仕事はしません!」といいながら必死になって逃げていました。
夢から覚めた私は、しばらくした後に仕事を辞め転職しました。
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