私は、友達と一緒にいました。たぶん、5人くらい一緒にいたのですが、それが誰なのかはよくわかりません。知っている気はするのですが、顔は見えないというか、ぼんやり白いもやのようなものがかかっていて、誰かわからないのです。
かろうじて男性か女性かはわかり、男性のほうが少し多かった気がします。知り合いや職場の人とかではなく、年齢は年下や同い年くらいの友達だったのは確信があり、私はゲラゲラと笑い、大きな声で冗談を言っていました。
そんな感じで、友達と外で遊んでいると、雨が降ってきそうな雰囲気になってきました。だんだん雲が多くなってきて、暗くなり雨の匂いもしてきました。
私は、「あ!雨降るで!」と大きな声で言いました。友達も、「お!ほんまや!」と言ってみんなで屋内に入ろうとした途端に、雨が逆さまに降ってきました。どんな仕組みで逆さまに雨が降ってくるのか、全くわからないのですが、とにかく雨が下から降ってくるのです。
地面から吹き上げてきているという感じでもなく、雨が下から真っすぐに降ってきて、普通に濡れるので、私たちは「なんやこれ!」などと騒いで、屋内に行くこともしません。行きたいのですが、なぜか騒ぐだけで行かないのです。
それに、逆さ雨も気持ち悪い気はするのですが、何故か怖さはあまりなく面白い感じで、友達も怖がっている様子はありませんでした。しかし、私は雨に濡れることが嫌なので、その点はイライラして早く屋内に入りたいのですが、騒ぐばかりでそこから動けず変な感覚が続いたあと、目が覚めました。