考古学の教授の助手として、とある南の島にやってきていた。ジャングルの中にはマヤ文明っぽい遺跡があり、教授とともに調べていた。原住民も協力的で調査は順調に続いていたが、海の中に神殿があるということを知り、教授と案内人の三人で海に潜ることにした。
スキューバダイビングの格好でわりと浅いところだけ調べてみたら、確かに神殿の遺跡らしき痕跡があり、それらを辿っていくと、本殿らしき建物に辿りついた。「中を調べよう」というところでその日は目覚めた。
しかしその翌日、夢が続きから始まった。話が進んだようで、本当の本殿は深い海溝にある、とのことで、小さな潜水艦に乗り込んで調べることとなった。
海溝の底にある神殿の内部には空気があり、普通の服装で教授と二人で中を調べ始める。遺跡の文字を解読していくと、いろいろと面白いことが書いてあるようで、教授は大変楽しそうだった。わたしはまったく読めない。
一人で他の部屋を調べようと、階段を降りていくとすり鉢状の広い部屋にでた。その中心には大きな石碑のようなものがある。あれを調べようと下に降りようとしたら、突然海水が流れ込んできて渦に巻かれてしまった。
ここで目が覚めた。また続きを見るのかなと思ったが、しばらくは普通の夢で、続きは一ヶ月後くらいだった。
すり鉢状の部屋で海水に巻かれたわたしは、二槽式洗濯機の洗う方のような渦に巻かれ、ぐるぐると回転していた。博士は海水が入り込んできた時にはすでに潜水艦に避難しており、「速く逃げろ」と潜水艦から叫ぶ。
(どうやって逃げろというのだろう…。)と思いつつ、流されて石碑のところにたどり着いた途端、渦は止まった。石碑に何か書いてある。意味はやはりわからないが、その大きな石碑を押すと、地下にいく階段が出てきた。
階段を降りていくと、岩だらけの山の上のような場所に出たが、そこにも別の石碑があった。その石碑は石棺の上に立てられていて、そこまで大きくない。この石碑を倒して、蓋を開けろ、という意志のようなものを感じて、石碑に手をかけるところで目が覚めた。
後日、霊感のある友人にこの話をしたら、「それは開けてはいけないから、続きを見ても開けちゃだめだよ」と言われた。ほぼ毎日夢を見るが、続き物の夢はこれが最初で最後だ。いまのところ…。