No.107 キャンプで桜餅!(女性・11歳)

小学校5年生くらいの時に見た夢です。私はどこかのキャンプ場にいました。季節は夏で新緑の木漏れ日がとても眩しかったのを覚えています。そこには家族全員がいてこれから食事の準備に取り掛かろうとしていました。
祖母が「じゃあこれから桜餅作るわよ」と言い出しました。てっきりカレーやバーベキューをするものだと思っていたのでびっくり仰天しました。しかし私以外の家族は桜餅づくりが相応しいと言わんばかりの様子で全く疑問にも感じていませんでした。
戸惑いつつも幼心に桜餅がキャンプには相応しいんだと必死に言い聞かせ、私も調理に取り掛かる事にしました。今まで桜餅など作った事無く当然作り方が分かりません。祖母に聞くと「まず餡子を炊くのよ」と小豆を近くの小川で洗い始めました。
まるで妖怪小豆洗いです。少し可笑しくなり作業が楽しく思えました。飯盒炊飯で餡子を炊き始め、別の飯盒ではもち米を炊き始めました。なかなか火が強くならず団扇で風を送り続けていたら父が近くで煙草を吸い始めました。
少し腹が立って無理やり父に団扇を渡しバトンタッチしてもらったら、たちまち火が強まりました。そしたら祖母に「そんなに強くしちゃダメでしょ!」と怒られていたので少し溜飲が下がりました。
炊きあがった餡子と、もち米を合わせて出来上がった桜餅は色が白く正直あまり美味しそうじゃありません。でも家族全員大絶賛でこれが正しい桜餅だと言わんばかりです。仕方なく私も「わ~!美味しそう!」と演技してから頬張りました。
食べてみると、とても甘くてモチモチして美味しくて頑張った甲斐があったと胸を撫で下ろしました。それ以降キャンプに行くといつか本当に桜餅を作ってやろうと密かに思うようになりました。
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