No.152 大学に落ちて絶望(女性・30歳)

汗で手が濡れている。心臓はバクバクが止まらない。最終テストを受けることができず大学に落第し、内定していた会社も辞退し、絶望に打ちひしがれる私は、目が覚めて、これが夢で良かったと安堵してベッドから立ち上がる。
夢の中では、私は語学大学の4年生。卒業単位ギリギリで授業を履修していた。明日はスペイン語学科の最終試験があり、この試験に合格しなければ、私は大学を卒業できなくなる。とても大切な試験が明日の8時から始まるので、夜に携帯のアラームを朝7時にセットする。アラームがなりさえすれば朝にちゃんと起きることができるので、1限のスペイン語の試験に間に合うだろう。
試験当日の朝、どういう訳か携帯のアラームがならない。私の目が覚めたのは朝の8時。こんな大切な試験の日に寝坊してしまった。もうとっくにスペイン語学科の試験がはじまっているはずだ。私は気が動転しながら急いで家を飛び出し、電車に駆け込む。学校に到着したのは、朝の9時。
スペイン語学科の教室に行くと、もうすでに試験は終わっていた。その時点で、私は自分の寝坊のせいで大学を卒業できないことを自覚する。
後悔と、これからどうしようと言う不安で、冷や汗が止まらない。大学卒業後の内定した会社も決まっていたのに、大学を落第するわけにはいかない。大学5年生になるとすると、学費などはもう一度支払う必要があるのに経済的な余裕もない。
両親に、落第したことをどう説明しよう。このようなことを、大学の廊下で打ちひしがれながら、考えていると、目が覚めた。
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